ソファー・財布・バッグ修理|熊本の革修理なら革研究所 熊本西店
革修理ブログ
2026/06/21
【熊本】革製ダッチカントリーソファのリカラー(染め直し)
みなさまこんにちは!
熊本県宇土市を拠点に革製品の修理・メンテナンス
を承っております。「革研究所熊本西店」です。
今回は、ダッチカントリーソファのリカラー(染め直し)
の修理事例をご紹介いたします。
目次
ダッチカントリーソファに使用される本革は、その多くが肉厚で、使い込むほどに身体に馴染む上質なものです。しかし、毎日腰掛けることで、特定の部位には以下のようなストレスが蓄積していきます。
摩擦による銀面の摩耗(スレ傷): 肘掛け(アームレスト)や座面の先端部、背もたれの頭が当たる部分は、衣服や肌との摩擦が最も激しい場所です。これにより革の表面(銀面)が削れ、本来の色が剥げて茶色い下地や繊維が露出してしまいます。
皮脂や汗の吸収による酸化・黒ずみ: 人の肌や髪の毛が直接触れる肘掛けやヘッドレストは、皮脂や汗を吸収しやすい性質があります。長年蓄積した皮脂は革の内部で酸化し、黒ずみやベタつきの原因となります。
乾燥によるひび割れ(クラック): 紫外線やエアコンの風に晒され続けることで、革の油分や水分が失われます。柔軟性を失った革は、荷重がかかった際に表面に細かなひび割れを生じ、放置すると深い亀裂へと進行します。
特にアームレスト部分は、本を読んだりテレビを見たりする際に最も頻繁に擦れるため、色が完全に抜けてカサカサとした質感になりやすい傾向があります。そのまま放置すると、水分や汚れが革の芯まで染み込み、再生が極めて困難な状態(革の破れや硬化)になってしまいます。そのため、「表面のコーティングが剥がれ、色あせやスレが目立ってきた段階」こそが、染め直しリペアを施すべき最適なタイミングなのです。
施工後のお写真をご覧ください。
アームレストや座面のひび割れや色褪せもここまで修復することができます。
このようにリカラー(染め直し)と同時にキズや色褪せの修復が可能です。
リペアの成否を分ける最も重要な工程が、この「施工前のクリーニング」です。長年使い込まれたソファには、目に見えないホコリだけでなく、皮脂、油分、古いメンテナンスクリーム、ワックスなどが強固に付着しています。これらが残った状態で塗装を行うと、塗料が革に密着せず、施工後にポロポロと剥がれてしまう原因になります。
専用革用クリーナーを使用し、革を傷めないように優しく、かつ奥に入り込んだ汚れまで完全に掻き出します。特に黒ずみが発生しているアーム部分は、念入りに脱脂作業を行い、革の表面をニュートラルな(何も付着していない)状態に戻します。
クリーニングを終えると、革の正確なダメージ具合が露わになります。表面が毛羽立ってしまっているスレ傷部分や、軽微なひび割れ部分に対して、革専用の補修剤を塗布していきます。この補修剤を乾燥させ、サンディング(やすりがけ)を細かく行います。周囲の健康な革と同じ滑らかな質感へと整うまで、この緻密な調整を繰り返し下地を形成します。
下地が整ったら、いよいよ「染め直し」の工程に入ります。ダッチカントリーソファの持つ独特の深みのある色合い(ダークグリーンやアンティークブラウンなど)を再現するため、複数の原色塗料をミリグラム単位で調合する「調色(色合わせ)」を行います。単一の色を塗るのではなく、光の当たり方や革の部位ごとの個体差を考慮し、最も自然に見えるカラーを作り上げます。
塗装は、専用のスプレーガン(エアーブラシ)を使用して、薄く均一にムラなく何度も重ねて吹き付けていきます。一気に厚塗りをしてしまうと、革特有の風合いやシボ(表面の細かな凹凸模様)が埋まってしまい、人工的なビニールのような質感になってしまいます。
スレ傷によって完全に色が抜けていたアームレストや座面が見事に本来の輝きを取り戻し、周囲のパーツとの境界線が全く分からないほど自然に馴染んでいきます。
染め直しの美しさを長期間維持するために、最後に施すのが「色止め(トップコート)」です。これは、塗装したカラー層の上に、透明な保護膜を形成する作業です。このトップコートには、耐摩耗性の向上、そして好みに応じた「ツヤの調整(マット・半ツヤ・高ツヤ)」という非常に重要な役割があります。このトップコートが完全に乾燥することで、新品時のようなしっとりとした手触りと、日常使いに耐えうる強固な耐久性が両立したリペアが完成します。
ダッチカントリースタイルが持つ独自の美学
ダッチカントリー(オランダ伝統の田舎風スタイル)の家具は、17世紀から18世紀にかけてのオランダの素朴で堅牢な家具造りの伝統を受け継いでいます。木目の美しい頑丈なオーク材(楢材)などを贅沢に使用したフレームに、厚手で上質な本革クッションを組み合わせたスタイルが代表的です。流行に左右されない普遍的なデザインと、圧倒的な耐久性を誇り、日本国内でもクラシックインテリアやカントリー家具の愛好家から絶大な支持を集め続けています。
革研究所では、ソファの劣化具合や予算、お客様のご要望に合わせて、大きく分けて以下の3つのアプローチから最適な修理方法をご提案しています。
「塗装によるリペア」は、革に破れや裂けがなく、表面の擦れや色あせ、軽微なひび割れが主たるダメージである場合に最適な方法です。この方法の最大のメリットは、「本革が持つ本来の風合いや、長年馴染んできた柔らかさをそのまま維持できる」という点にあります。新しい革に変えるわけではないため、使い慣れた極上の座り心地が変わることはありません。また、お部屋の模様替えに合わせて、元の色よりも濃い色へと「カラーチェンジ」を行うことも可能です。
(クリーニング+スレ傷補修+染め直し+色止め加工)コース
<ベース価格>
一人掛けソファ: 39,800円〜
二人掛けソファ: 79,800円〜
三人掛けソファ :109,800円〜
ソファセット: 179,800円〜
マッサージチェア: 59,800円〜
ダイニングチェア各種椅子: 29,800円〜
部分補修(タテ+ヨコ=16cmまで)
※1箇所当たりの料金: 10,980円〜
<カラーチェンジ>
ベース価格+50%増し~
<オプション価格>(ベース価格により変わります)
トップコート加工(防汚加工) ベース価格+30%増し〜
撥水加工(シミ防止加工) ベース価格+30%増し〜
破れ補修※破れの劣化具合により仕上がりに差が出ます。
1箇所+5,700円増し
「全体的に染め直しをしたいけれど、座面の真ん中に1箇所だけ破れがある」「アームレストの革が薄くなりすぎて穴が空いてしまった」という場合に選ばれるのが「部分張り替え」です。傷んだパーツだけを慎重に解体し、新しい革を同じ形状に裁断・縫製して組み込みます。張り替えた部分を周囲の色に精密に合わせる染め直し塗装を施すため、最終的な仕上がりで部分張り替えをしたとは分からない自然な統一感を持たせることができます。
革全体がカチカチに硬化して全体に深い無数の亀裂が入っている場合や、すでに広範囲にわたって破れてしまっている場合は、全面張り替えが唯一の解決策となります。ソファ全体の型取りを行い、すべての革を新調するため、内部のクッション材(ウレタン)の補充やヘタリの解消、バネ(コイルスプリングやウェビングテープ)の交換といった内部メンテナンスも同時に行うのが一般的です。費用はかかりますが、これから先さらに20年、30年とソファを使い続けたい場合の究極の選択肢です。
ソファー張替え料金(合皮張替え・2人掛けの場合)
全体張替え
99,800円~(税込)
※合皮代等材料費別
座面片面のみ張替え
59,800円~(税込)
※合皮代等材料費別
部分張り替え
49,800円~(税込)
※合皮代等材料費別
ソファー裏面布張替え・コーティング・クリーニング(2人掛けの場合)
裏面布張替え
19,800円~(税込)
※出張費別途、底布代等材料費別
※上記価格は修理料金の目安となります。正式な修理料金はメール・LINEにてお問合せ下さい。
なぜ「塗装によるリペア」は費用を抑えられるのか?
写真の解説文にもある通り、「張り替えの場合は工賃に加えて材料代も加算されるため、施工料金も高くなりがちですが、塗装によるリペアは張り替えと比べると費用面をかなり抑えることができます」。本革家具の張り替えに使用されるインテリア用の牛革は非常に高価であり、さらに職人が型取り、裁断、ミシンでの縫製、張り込みといった膨大な手作業の工程(工数)を踏むため、どうしても価格が跳ね上がってしまいます。一方、塗装リペアであれば、既存の良質な革をそのまま資源として有効活用するため、材料費を最小限に抑えられ、工期も短縮できるため、コストパフォーマンスが極めて高いのです。
愛着のある家具をリペアで紡ぐサステナブルな選択
傷んだソファは「買い替え」ではなく「修理・再生」を選ぶ時代へ
現代は、古くなったから、少し傷んだからといってすぐに新しいものを買い替えて使い捨てるのではなく、地球環境にも配慮し、ひとつの上質なものを手入れしながら長く大切に使い続ける「サステナブル(持続可能)」な価値観が主流となっています。
当店では、今回ご紹介したダッチカントリーやカリモクをはじめ、カッシーナ(Cassina)、B&Bイタリア、エルポ(erpo)、デセデ(de Sede)といった世界中の最高級ブランド家具から、メーカー不明の愛着のある本革ソファ、食堂椅子の座面張り替えまで、あらゆる革製品の修復に幅広く対応しております。
「うちのソファも、お写真と同じように擦れているけれど直るかしら?」
「破れかけているけれど、張り替えずに部分補修で対応できる?」
「熊本県内だけど、自宅まで見積もりや引き取りに来てくれる?」
といった疑問やご不安をお持ちの方も、どうぞご安心ください。当店では、お客様の大切な家具の状態をプロの目でしっかりと拝見し、ご予算やご要望に合わせた最適な修復プランを丁寧にご提案させていただきます。
まずは写真での簡単目安確認からスタート
大型のソファは、店舗へ直接持ち込むことが困難です。そのため、まずは「お写真などで確認させていただき目安の料金をお伝えした後、現物の確認時に最終的なお見積もりをお出しする流れ」が一般的です。スマートフォンで撮影した正面・側面、そして最も気になっているアームや座面の擦れ写真を送るだけで、大まかな必要予算を知ることができます。
当店の近隣エリアへは、無料で出張見積サービスも行っております。
近隣エリア★宇土市・熊本市・宇城市・八代市・天草市など
バッグ、財布、革衣類、靴、ソファ、車内装まで幅広く対応しております。
お気軽にご相談ください。
・ご相談やお見積もりは無料で承ります。
LINE・メール・お電話でお気軽にお問い合わせください。
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5%OFFキャンペーン中!】
写真を送るだけで「LINE簡単お見積り」
にて概算見積もりも可能です。
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・ソファなどの大きい家具や、複数ある場合は
・熊本県全域はもちろん、九州各県からの
宅配修理・郵送も大歓迎です。
■ 店舗情報・アクセス
・店舗名:革研究所 熊本西店
・住所:〒869-0465 熊本県宇土市網引町336
・電話番号:090-8629-7211
・営業時間:10:00~17:00
(定休日:火曜日・他臨時休業あり)
※ご来店の際は、事前にお電話かLINEにてご予約を
お願いいたします。
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Googleマップのナビを使用すると、天草方面からの
案内が通行不可の山道を案内される場合がございます。
詳しい正しいルートや店舗の看板などの目印は、
当店の【アクセス・店舗情報ページ】
にて写真付きで詳しくご紹介しています。
ご来店前にぜひご確認ください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております!
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革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。
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革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。
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革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。
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代表者 甲斐 久美子
所在地:熊本県宇土市網引町336
TEL:090-8629-7211
対応エリア
熊本県全域(熊本市・八代市・天草市・玉名市・合志市・宇城市・荒尾市 など熊本県全域対応)
当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。